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前回の記事で、動画メインで勉強していたという話を書きました。今回は、実際に使っていた教材やサービスを、全部紹介していきます。使った順に並べると、大きく4つです。
①全体像をつかむために:棚田行政書士さんの動画

最初に頼ったのは、宅建系YouTuberとして有名な棚田行政書士さんの動画でした。宅建は試験範囲がかなり広いので、新品の教科書や問題集を1ページ目から丁寧に進めると、それだけで心が折れます。ですので最初は、Youtubeでざっくり全体像をつかむところから始めました。
棚田さんの動画は、挫折せずに範囲を1周できるくらい、負担なく分かりやすく教えてくれるのが特徴です。特に、私にとって一番の難関だった「法令上の制限」は、なぜこの法律があるのかという実務的な視点から説明してくれるので、一番頭に入りやすかったです。
棚田さんの覚え歌シリーズがかなり秀逸で、特に媒介契約書・35条書面・37条書面の歌は、歌詞を紙に書き写ししばらく机に貼って、口ずさむ日々でした。旦那からは変な目で見られていましたが、今でもジングルベルの替え歌は歌詞を歌えます。
ただし、めっちゃ大味に全体感を掴むのには良いんですが細かい解説が欲しい場合や、どこが頻出範囲なのか何を対策すればいいのかといった道筋的な部分は物足りなかった印象です(私がちゃんと別教材なり有料プランなり買えという話なんですが)。
②直前期の抜け漏れ把握:こざりえさんの動画

試験範囲を3〜4周したくらいの時期に出会ったのが、こざりえさんの動画でした。おそらく2025年の秋頃から活動を始められた方だと思います。元々LECの講師をされていて、そこから独立されたと聞きました。
棚田さんの動画でざっくり全体像をつかんだあと、細かい知識の抜け漏れを埋めていく総仕上げの時期にこの動画に出会い、かなり救われました。「この人に教えてもらえると分かってたら今年LEC契約してたな」と思うくらい分かりやすくて、もっと早く出会いたかったです。教え子の合格率80%という宣伝文句にも納得でした。
声の通り方も印象的で、失礼を承知ですが例えるならジャパ⚪︎ットたかた社長の女性版みたいな感じです。簡単な言葉で言い切る強さと、耳に残る声のトーン、そして信頼感。目が覚めるような授業で、私にはすごく合っていました。
この方の直前対策講座(正確なお値段忘れましたが2万円弱くらいだったと思います)も、参加しました。ここが直前に分かってないとヤバいだろうという頻出の基本問題が集約された問題集と解説を行う内容で、直前期の語呂合わせや考え方が非常に参考になりました。地方在住なので現地には行けずオンラインで受講しましたが、現地参加だけで大きな会議室に数百名。オンラインも含めると何百人いたのか分かりませんが、とにかく凄い人気な先生でした。
・初心者向け→棚田さん
・中〜上級者向け(宅建範囲3周以上済み)→こざりえさん
という感覚でしたね。
③アウトプットの主力:過去問道場ドットコム

動画でのインプットと並行して、アウトプットの主力にしていたのが「宅建試験 過去問道場」というサイトです。一問一答の機能をとにかく使い倒しました。無料とは思えないほどの問題数と解説のクオリティで、紙の問題集よりスキマ時間で使いやすいのも良かったです。⚪問連続正解のときに出る派手なエフェクトが、地味に達成感があって好きでした。
このサイトにどれだけお世話になったかは、正直1本の記事では書ききれないので、次の記事でこのサイトだけに絞って詳しく書こうと思います。
ちなみに、無料の範囲でも十分すぎるほど使えるのですが、あまりに使い倒しているのが申し訳なくなってきて、途中から私は月額課金しました。そんな大した金額でも無かったので推しへの投げ銭感覚です。
④仕上げに:予想問題集2冊

最後の仕上げに使った予想模試が2冊あるので、それぞれレビューしていきます。
1冊目:東京LECの「出る順宅建士 当たる!直前予想模試」です。
これがもう、難易度が鬼でした。どM向けだと思います。過去問道場の問題がわりと解けるようになってきて、「本番もいけるかも」と思い始めた頃にこの予想問を解いたのですが、全然歯が立ちませんでした。過去問で一度も見たことがない、細かいところを突いてくる意地悪な問題ばかりで、解きながらずっとイライラしていました。全部解きましたが、初見では1つも合格ラインに達しませんでした。
ただ、私が受けた令和7年度の本試験は、宅建業法がかなり難化していて、この予想問と同じくらい初見の問題が出てきました。LECの予想問が的中したかどうかまでは検証していませんが、本番で見たことのない問題に当たったときにメンタルが折れずに済んだのは、間違いなくこの予想問のおかげだったと思います。
2冊目:「みんなが欲しかった!宅建士の直前予想模試」
こちらはいわゆる有名な「みん欲し」シリーズですね。1冊目のLECがあまりに難し過ぎて、他の会社の予想問も解けなかったらどうしようと思い買いました。
こちらは、難易度としては比較的甘口でした。適度に基本的な問題と、少量の難し目の問題が配置されているようなバランスで、試験範囲2〜3週目の頃の本購入でしたが全部合格ラインを超えていました。後に受験した令和7年度試験(鬼)と比較すると、全体的に問題は優しめで個数問題が少なかった感じです。
ですので、後々になって感じましたが「みん欲しの予想問より試験本番は厳しかったので、みん欲しで不合格になるようなら本番もヤバい」という1個のボーダー基準としてこちらの本は参考になると思います。
結局、教材にいくらかかったのか
令和7年度の受験にかかった費用をまとめると、こんな感じです。
- ・こざりえ先生の直前対策講座:2万円弱
・過去問道場の月額サブスク:490円×4ヶ月=1,960円
・LEC予想問題集:1,760円 - ・みん欲し予想問題集:1,760円
合計で25,480円ほどでした。ちなみにこれは令和7年度の分だけで、過去3回落ちていた頃に使っていた教材費(うん万円)は含んでいません。
こうして振り返ると、インプットの教材選びで一番大事だったのは、値段よりも「先生と自分の相性」だったなと思います。声や話し方、テンポに違和感がないか。この人を信じて試験まで一緒に走れそうか。ここさえ合っていれば、どの教材でも良かったんじゃないかと今は思っています。Youtubeから始めるでもいいですし、「今年絶対受からないとヤバい」くらい切羽詰まってる人は有名どころの教室に通うのが1番の近道ですし、資料請求でも何でもして無料で試せるものはできるだけ試してから、本命を決めるのがおすすめです。
次の記事では、一番お世話になった過去問道場ドットコムについて、実際にどれだけの量をこなしたのか、具体的な数字とあわせて書いていきます。


