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出典
データで見る ITパスポート試験 令和7年度の受験者と合格率(ITパスポート試験ドットコム/技術評論社)
令和7年度のITパスポート試験の応募者数は307,266人、受験者数は271,352人、合格者数は132,012人で、合格率は48.6%でした。
令和5年度は50.3%、令和6年度は49.1%、令和7年度は48.6%と、合格率は年々じわじわ下がってきているそうです。
ゆるく解説
ITパスポートは、ITの基礎知識を問う国家資格の入門編のような存在です。今回発表されたデータによると、令和7年度の応募者数は30万人を超えていて、これで2年連続の30万人超えなのだとか。試験自体の知名度・人気はまだまだ高いことがわかります。
一方で、合格率のほうは少しずつ下がってきています。令和5年度は50.3%だったのが、令和6年度は49.1%、令和7年度は48.6%と、3年連続で低下。受験者の半分以上が不合格になる年、というのは実はここ数年なかった水準です。
背景として、学生の受験者が増えていることが挙げられています。応募者に占める学生の割合は22.9%にのぼり、中高生の受験者も増えている可能性があるとのこと。「とりあえず受けてみる」というライトな受け方をする人が増えたことも、合格率がじわじわ下がっている一因かもしれません。
管理者のひとこと
合格率が3年連続で下がっているというのは、試験そのものが急に難しくなったというより、受験者層の広がりが影響している面が大きそうです。学生の受験者が2割を超えているというデータからも、社会人だけでなく学校教育の一環として「とりあえず受けてみる」人が増えている様子がうかがえます。裾野が広がれば、平均的な合格率が下がるのは自然な流れとも言えます。
とはいえ、応募者数が2年連続で30万人を超えているのは、ITの基礎知識を証明する資格としての存在感がまだまだ大きいことの表れです。誰でも受けられる手軽さと、それでもきちんと対策しないと半分近くが落ちるという緊張感が両立しているのが、今のITパスポートなのだと思います。
「入門編だから」と油断せず、過去問演習とシラバス改定のチェックはひととおりやっておいた方がよさそうです。IT専門でない仕事をしている人でも、基礎知識として持っておいて損はない試験だと思います。


